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【図解】具体例で解説!CPUのコアとスレッドとは?

CPUってなに?イメージが湧かないんだけど・・・
なにちゃん
まっしゅ
人間でいうと「脳」に例えられることが多いです。
体を動かしたり、記憶を保管したり、計算をしたりします。
本記事ではもっと身近にある「飲食店」に例えて、解説します。

この記事で分かること

  • CPUの役割
  • CPUの具体例
  • パソコン購入時のCPUの選び方

CPUとは?

CPUとは、中央処理装置と呼ばれるパソコンの中核を担う重要なパーツの1つです。
パソコンの演算、ソフトウェアの制御、処理結果の一時的保存を行っています。

CPUの見方

以下の画像をご覧ください。(※拡大できます。)

1.メーカー名 2.モデル名 3.モデル型番 4.末尾 5.キャッシュ数
(レジスタ)
6.最大周波数
Intel、AMD等 型番、識別 赤字は世代を表す 性能や機能性を表す M(メガ) GHz(ギガヘルツ)
数字が大きいと製造日が新しい Uは省電力版 一時的に保存するデータ量。
処理能力に影響する。
数値が高いほど
処理能力が上がる。

横にスクロールできます

【図解】具体例:CPUとは「厨房」

CPUとは飲食店にある「厨房」のような役割です。
注文された料理を作って提供するように、ユーザーからの命令を処理する機能を持っています。

CPUのそれぞれの名称は、厨房にあるもので例えることができます。

  • コア  :料理人
  • スレッド:コンロ、調理器具
  • レジスタ:注文のメモ
  • 周波数 :手際の良さ

例えば

「1時間以内にカレー、肉じゃが、お寿司、パスタを作れ」とオーダーが入りました。

料理をする人が1人だったら不可能ですよね。
でも料理人とコンロが複数あったら可能です。

なぜなら複数あれば同時進行で別の作業を行えるからです。
さらに手際が良かったら1時間以内に作ることは余裕でしょう。

結論CPUでも同じことが言えます。
   コア数やスレッド数が多いと同時進行で別の処理を行ってくれます。
   レジスタの容量と周波数は同じ時間内で処理する量が変わります。

【図解】メモリとストレージは何のためにあるか

前章でCPUは「厨房」と具体例を挙げて解説しました。
それでは調理をするための「食材」(データ)はどこから来るのでしょう。

次の図をご覧ください。

データ(食材)が保存されているのはストレージ(冷蔵庫)です。
調理をスムーズに行うには、事前に解凍や洗う作業が必要です。

下処理を行った後、机(メモリ)に置くことで取り出しが楽で
調理を始めやすくなります。

飲食店をパソコンに表すと、以下のようになります。
他にも色々なものがありますが、分かりにくくなるので省略します。

  • CPU   :厨房
  • メモリ   :食材を置く机
  • ストレージ :冷蔵庫
  • マザーボード:フロアの床

【具体例】CPUとストレージについて

次の図をご覧ください。

ストレージは「冷蔵庫」のように、データの保管を行っています。

ストレージはデータの保存に向いている。
瞬時にデータを取り出すことはできない。

【具体例】CPUとメモリについて

次の図をご覧ください。

メモリは「食材を置く机」のように、データを一時的に保管し、瞬時に取り出せます。。
冷蔵庫にあるものより、机の上にあった物の方が手に取りやすいですよね。

メモリは一時的にデータを保存する場所。
ストレージより早くデータを取り出せる。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
CPUとは厨房の役割です。操作している人からの命令を処理するために効率よく作業をこなします。
CPUの性能は以下で表します。

  • コア
  • スレッド
  • レジスタ
  • 周波数

コアやスレッド数が多いと複数の処理を同時進行で行えます。
レジスタと周波数は処理速度を上げるために必要です。

ポイント

・CPUはコア数とスレッド数が多いものを選ぶ。
・CPUはソフトウェアの起動や処理スピードに影響する。
・メモリはCPUの性能を最大限に引き立てるための部品。

以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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